「えっ?抽象名詞に a がつかないって当たり前じゃないの?」
実は不可算名詞にもa(an)がつくことがあるんです。
There was rain yesterday.
There was a heavy rain yesterday.
rainは不可算名詞ですが、形容詞がつくと不定冠詞 a がつくんです。
「不可算名詞には形容詞はmanyじゃなくてmuchをつける(much water,much advice)って習ったけど、そのとき a 必要だったっけ?」
その通り!much,little,some, anyがついても a はいりませんが、それ以外の形容詞が不可算名詞につくと不定冠詞 a が必要になることがあります。
頭が混乱してきた。結局、a(an) は要るの、要らないの?
ここで本題。写真の「c(可算)名詞として使われることのない純粋の不可算名詞。」という記述。これは、『ジーニアス英和辞典 第5版』(大修館)の "advice" の解説です。つまり、不可算名詞は形容詞がつくと不定冠詞 a がつくものもあるが、どんな形容詞がついても、ぜーったいに a がつかない頑固者の不可算名詞がある、ということ。入試に出るのはこの頑固者のほう。だから絶対に a がつかない「(純粋の)不可算名詞」を覚えていくことが必要になります。(でも、自然な日本語なら「純粋な」がいい気がするけど…)
頑固者リスト
advice,information,news,bugage,luggage…と問題集にたくさん出ている。ここらへんは知ってる人が多くて差がつかないので、progress,research,equipmentがおすすめ。(TOEICでも出題されています。)
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